せかい

しんぞうがうごいていることが
どうしてもしんじられないのです

なんども　どくん　どくん　と
おとのするたびに
つぎはとまるのではないか
つぎこそとまるだろう　と

わあわあとわめいてはしりました
のどがひゅうひゅうとなりました
むねがこわれそうにいたみました
あしがもつれてころびそうでした

どどどどどどどどど　と
しんぞうがなります
どどどどどどどどど　と
わたしをたたきこわす　おと

どどどどどどどどど
どどどどどどどどど
どどどどどどどどど

おそいかかるしんぞうのひめいに
おそろしくなりうずくまりました
のどはかわいてこえもでませんが
おそろしくなりさけびたてました

わたし　の　しんぞうです
いま　うごいて　います

わたしの　わたしの　わたしの
むねのなかでなきさけんでいる
これはわたしの　しんぞう　です




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メモ。
ちょっと、自分で閲覧できないところに詩を書かなければいけなかったので。