2008/03/07 START
イラストレーション、Tシャツ絵付け、レトロインク、パーティーキャッスル
Posted by cagelow - 2010.02.22,Mon
さてさて、メイドイベントなので、今回はクラシカルなロングスカートのヴィクトリアンメイドを作ろうと思います。
最初は茶色と白のピンストライプにしようかと思っていたのですが、とある場所でとある方のつぶやきを聞いて、あぁ、ベロアもいいなぁ……と。
ベロアってやったことなかったので、ちょっと挑戦してみたくなったのでありました。
メイキングはつづきからどうぞ。
最初は茶色と白のピンストライプにしようかと思っていたのですが、とある場所でとある方のつぶやきを聞いて、あぁ、ベロアもいいなぁ……と。
ベロアってやったことなかったので、ちょっと挑戦してみたくなったのでありました。
メイキングはつづきからどうぞ。
まずは、手持ちのベロアの服を素材にして、オリジナルブラシを作ります。
私はデジカメを持っていないので、携帯のカメラを接写モードにして、どアップで撮ったり少し引いて撮ったり、暗めにしたりフラッシュを焚いたりして、いろいろな表情を写します。
それをPCに移して、とりあえずGIMPで並べてみました。
ここからパターンファイルを作るわけですが、左下の写真が使いやすそうですね。
なるべくムラなく平坦に写っている部分を選んで、まわりをぼんやり消して境目をなくします。
フィルタでも「タイル化可能ぼかし」という似たような機能がありますが、得られる結果がいまいちだったりするので、自分でやった方が手っ取り早かったり。
で、ちょっと重ねたりずらしたりしてみて境目に違和感がなくなったら、フィルタの「並べる」を使ってきれいに並べます。
透けている部分がないように、ずらしたり反転させたりしながら同じ画像を何枚か重ねます。一番下に別レイヤをつくって、赤などの鮮やかで目立つ色で塗りつぶしておくと、透けているところがわかりやすいです。
うまいこと均一な感じになったら、画像全体をコピーして、それをパターンとして登録します。
次に、あとで継ぎ目をごまかしたりしたくなるかもしれないので、適当に一部を丸く切り取って、まわりを先ほどと同じようにぼかし、それをブラシとして登録しておきます。
当初の考えでは、明るいところ、暗いところ、中間のところ、とそれぞれブラシを作って塗り分けるというプランだったのですが、パターンだけでうまくベロアっぽくなるかどうか試すために、ちょっと色々試行錯誤。
新規レイヤを用意して、さきほど作ったパターンで塗りつぶし、暗室ツールを(ごく普通の丸いファジーブラシで)「焼き込み/中間調」に設定して影を描いていきます。
ざっと薄く影をつけたら、暗室を「シャドウ」に切り替え、さらに影を濃くします。
次に、こんどは明るい部分を「覆い焼き/ハイライト」で、ささっと軽く撫でるように光らせます。
小さな光の点がきらきらきらっと浮かんで、なんとなくベロアっぽい光沢に見えてきました。
私が作りたいのは茶色いベロアなので、このレイヤを複製し、レイヤモードをオーバーレイにします。
「着色」の機能を使って彩度と輝度を上げ、茶色っぽくなるように色調をいじります。
最後に、新しく透明なレイヤを作って、明るい部分と暗い部分の境目に、明るい鮮やかな色(今回は黄色にしました。ベースカラーと同じ系統の色を、彩度を上げて使うとよいです)でふんわりと線を引きます。
このレイヤを「覆い焼き」に設定して不透明度を下げてみたところ、ベロア独特の偏光っぽい光沢が出ました。
で、そろそろ寝る時間なので、今日の作業はここまでです。
パターンに陰影をつけるだけでじゅうぶんベロアに見えることがわかったので、あしたはこれをもとにデザイン画に肉付けをしていきます。
私はデジカメを持っていないので、携帯のカメラを接写モードにして、どアップで撮ったり少し引いて撮ったり、暗めにしたりフラッシュを焚いたりして、いろいろな表情を写します。
それをPCに移して、とりあえずGIMPで並べてみました。
ここからパターンファイルを作るわけですが、左下の写真が使いやすそうですね。
なるべくムラなく平坦に写っている部分を選んで、まわりをぼんやり消して境目をなくします。
フィルタでも「タイル化可能ぼかし」という似たような機能がありますが、得られる結果がいまいちだったりするので、自分でやった方が手っ取り早かったり。
で、ちょっと重ねたりずらしたりしてみて境目に違和感がなくなったら、フィルタの「並べる」を使ってきれいに並べます。
透けている部分がないように、ずらしたり反転させたりしながら同じ画像を何枚か重ねます。一番下に別レイヤをつくって、赤などの鮮やかで目立つ色で塗りつぶしておくと、透けているところがわかりやすいです。
うまいこと均一な感じになったら、画像全体をコピーして、それをパターンとして登録します。
次に、あとで継ぎ目をごまかしたりしたくなるかもしれないので、適当に一部を丸く切り取って、まわりを先ほどと同じようにぼかし、それをブラシとして登録しておきます。
当初の考えでは、明るいところ、暗いところ、中間のところ、とそれぞれブラシを作って塗り分けるというプランだったのですが、パターンだけでうまくベロアっぽくなるかどうか試すために、ちょっと色々試行錯誤。
新規レイヤを用意して、さきほど作ったパターンで塗りつぶし、暗室ツールを(ごく普通の丸いファジーブラシで)「焼き込み/中間調」に設定して影を描いていきます。
ざっと薄く影をつけたら、暗室を「シャドウ」に切り替え、さらに影を濃くします。
次に、こんどは明るい部分を「覆い焼き/ハイライト」で、ささっと軽く撫でるように光らせます。
小さな光の点がきらきらきらっと浮かんで、なんとなくベロアっぽい光沢に見えてきました。
私が作りたいのは茶色いベロアなので、このレイヤを複製し、レイヤモードをオーバーレイにします。
「着色」の機能を使って彩度と輝度を上げ、茶色っぽくなるように色調をいじります。
最後に、新しく透明なレイヤを作って、明るい部分と暗い部分の境目に、明るい鮮やかな色(今回は黄色にしました。ベースカラーと同じ系統の色を、彩度を上げて使うとよいです)でふんわりと線を引きます。
このレイヤを「覆い焼き」に設定して不透明度を下げてみたところ、ベロア独特の偏光っぽい光沢が出ました。
で、そろそろ寝る時間なので、今日の作業はここまでです。
パターンに陰影をつけるだけでじゅうぶんベロアに見えることがわかったので、あしたはこれをもとにデザイン画に肉付けをしていきます。
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