かんたんお目々の映り込み講座

おめめの映り込みを入れてみたいけど描くのが大変！
という方におすすめ、手抜きでそれっぽく見える映り込み描写法です。
目じゃなくても球面に何かが反射してる風にしたいときに便利。
私は手描きでもやもやっと適当に描いてしまいますが（笑）、もっとリアルな写真風にしたいとか、手描きがイヤン！という場合にはこうするよ、というひとつの方法としてご覧下さい。
画像いっぱいなので、つづきからどうぞです。

まず、あたりまえですけど目を描きます。
瞳がなるべく正円になるようにしておきましょう。（まぶたに隠れる部分も含めての円です）

  

次に、瞳に反射させたい風景を用意します。
自分で撮った写真でもいいですし、イラストでもいいと思います。
今回はフリーの写真素材をお借りしてきました。
コントラストがくっきりしているものが使いやすいです。

持ってきた画像を、さらにコントラスト調整などでくっきりさせます。

画像ソフトのマップ機能を使って、「オブジェクトにマップ」を行います。
マッピングする対象には「球体」を選びます。
私はGIMPですが、お使いのソフトに似たような機能がないか、探してみてください。
座標をいじって、お好みの角度に反射させます。

瞳の円のカーブに合うように、球状に変化した画像を拡大縮小します。

いらん部分は消しゴムで消します。

脱色します。



さらにコントラストを強めます（このへんはお好みで）

黒い部分を透明化します。（色を透明化するメニューがあると思います）

本来は全方位に映り込みがありますが、あまりあっちこっち光ってると見栄えが悪いので、
適当に削ります。

軽くぼかします。ガウシアンぼかし、3pxくらい。

下のほうのゴチャゴチャしたのがいらない気がしたので削りました。
あと、レベル補正でアルファ値をいじって、映り込みの境界をきれいにしました。

映り込みのレイヤは不透明度を下げます。

最後にハイライトを入れて完成です。